世紀の良血エクアトーレついにベールを脱ぐ、東京・京都で新馬戦激突
今週末、チーム「ぽぐりんご」から期待の2歳勢が続々とターフに登場する。特に東京でのメイクデビューには、GI6勝の名馬イクイノックスの全妹が名を連ね、注目度は最高潮に達している。首位を独走する小泉オーナーから、巻き返しを狙う下位陣まで、秋の勢力図を塗り替える熱い戦いが繰り広げられようとしている。
歴史的良血馬が東京で初陣、黒田オーナーの逆襲なるか
土曜東京のメイクデビュー(芝1800m)に挑むのは、黒田オーナーの指名馬エクアトーレだ。歴史的名馬の全妹という背景から、想定1番人気の支持を集める。10月28日の最終追い切りは美浦Wコースで6ハロン84秒1をマークした。田中博康調教師は「最上級の馬。走りのフォームはいい」と能力を認めつつも、「キタサンブラック産駒特有の緩さがある」と将来性を見据えたコメントを残している。神経質な面を考慮しながらの調整となったが、その走りに期待がかかる。
また、同日の東京競馬未勝利戦(芝2000m)には、同じく黒田オーナーのアトミックリーチが出走する。JRAの出走表にて単勝1.9倍の1番人気に推されており、前走5着からの前進は必至の情勢だ。ポイント状況でマイナス圏に沈む黒田オーナーにとって、土曜の東京2連戦は反撃の大きな狼煙となるだろう。
京都では新馬戦で激突、小泉オーナーと菊地オーナーが火花
土曜京都のメイクデビュー(芝2000m)では、2頭の指名馬が激突する。首位を走る小泉オーナーのフェイムシーカーは、10月24日に栗東CWで6ハロン84秒0を計測した。北村友一騎手は「頼りない感じが残り軸がブレているが、CWでは動けている」と評価。スピードのある母系の血統背景を活かした走りが期待される。
対する菊地オーナーのフォコンノワールは、10月26日のCW追い切りで6ハロン82秒7-11秒3の好時計をマークした。記者からは「長く脚を使えるステイヤータイプ」と評されており、想定4.5倍の2番人気と評価も高い。スタミナ溢れる血統を武器に、初戦から上位争いを演じる構えだ。
日曜東京の未勝利戦に挑む実力馬たち、初勝利を射程に
日曜東京の未勝利戦(芝1800m)に出走する伊藤オーナーのマイネルリシャールは、前走同舞台で3着と好走している。10月11日の最終追い切りでは格上の3歳馬と併せて終い11.5秒を記録しており、状態の良さが際立つ。三浦皇成騎手とのコンビで悲願の初勝利を狙う一戦だ。
また、日曜東京1Rの未勝利戦(芝1400m・牝)には菊地オーナーのミエルモーサが参戦。鞍上に名手C.デムーロ騎手を迎え、勝負気配を漂わせる。松下武士調教師はスピードと前向きさを評価しており、課題の馬体重維持をクリアできれば、待望の勝ち名乗りを上げる可能性は十分にある。
現在、チーム「ぽぐりんご」は小泉オーナーが1万ポイント超えで首位に君臨している。しかし、今週は下位のオーナーたちが有力馬を相次いで送り出しており、新馬・未勝利戦の結果次第では、順位が大きく入れ替わる可能性を秘めている。特に注目度の高い新馬戦の結果は、今後のチーム全体の勢力図を占う上で極めて重要な意味を持つ週末となるだろう。