至宝エクアトーレ東京でベール脱ぐ、TANTAKA・ナカリス両オーナーの攻勢開始
チームNWPOGの2026-2027シーズンは、秋の深まりとともに熱を帯びている。今週末は3位に付けるGⅠ量産TANTAKA牧場オーナーと、反撃を期す6位ナカリス・ニシイルオーナーが注目の有力馬を送り込む。特に土曜東京のメイクデビューには、歴史的名馬の全妹が登場。指名馬の活躍次第では、上位陣の順位変動が必至の重要な2日間となる。
歴史的良血エクアトーレ降臨、TANTAKAオーナーの3騎に注目
土曜東京のメイクデビュー東京(芝1800m)には、GⅠ量産TANTAKA牧場オーナーが送り出す期待の超良血馬エクアトーレが出走する。GI6勝を挙げたイクイノックスの全妹として、入厩前から絶大な注目を集めてきた。10月28日の最終追い切りでは美浦Wコースで6ハロン84秒1をマークし、未勝利馬と併入。田中博康調教師は「最上級の馬。走りのフォームはいい。キタサンブラック産駒特有の緩さがあり、本当に良くなるのは先だがいい馬」と素質を絶賛している。同じく土曜東京の未勝利(芝2000m)には、前走5着から巻き返しを狙うアトミックリーチがスタンバイ。単勝1.9倍の1番人気に推されるなど、支持の高さは圧倒的だ。
さらに同オーナーは土曜京都のメイクデビュー京都(芝2000m)にアンドロニクスを投入する。10月21日の栗東CWでは6ハロン83秒3-11秒4を計時し、格上古馬と併入。松永晴太調教助手が「血統馬らしく、いい背中をしている」と評する通り、想定オッズでも4.2倍の1番人気に支持されており、デビュー戦Vの期待がかかる。
ナカリスオーナー反撃へ、未勝利戦に有力2頭を同時投入
日曜東京の未勝利(芝1800m)には、ナカリス・ニシイルオーナーから2頭が参戦し、初勝利を狙う。ハートノートはここまで同条件で2戦連続の2着。中距離への適性を見込む高野友和調教師からは「厩舎内で最も勝ち上がりに近い一頭」と厚い信頼を寄せられている。対するラニアケアは、二冠牝馬スターズオンアースを姉に持つ良血馬だ。前走6着後は在厩で調整され、10月17日の坂路でも良好な時計をマーク。今回はC.ルメール騎手への乗り替わりという勝負気配の漂う陣営からは「仕上がりは良好」との声が上がっており、オーナーのポイント加算への鍵を握る。
現在、カミノゴッドHDオーナーが首位を走るチームNWPOGだが、3位のGⅠ量産TANTAKA牧場オーナーとは2400ポイント余りの差。今週末に控える新馬・未勝利戦での固め打ちが決まれば、一気に射程圏内へと浮上するだろう。下位脱出を目指すナカリス・ニシイルオーナーにとっても、2頭の有力馬が出走する今週は正念場となる。各馬の走りに注目が集まる。