重賞初制覇へ「神々の座所」が王手か、名牝の血脈継ぐ「革新」も始動
チーム13raceの2026-2027シーズンは、今週末に大きな転換点を迎える。重賞アルテミスステークスに挑む首位・海援隊氏を筆頭に、リステッド競走や注目の新馬戦へ有力馬が続々と出走を予定。上位陣のポイント差が僅差となる中、秋の盾の裏で行われる各レースの結果がランキングを大きく左右することになりそうだ。
頂点を見据える逸材 プルヴィナル
海援隊氏が指名するプルヴィナルは、24日の東京G3アルテミスステークスで重賞初制覇を狙う。「神々の座所」を意味する名の通り、競馬界の頂点を目指す戦いが本格化する。10月21日の最終追い切りでは美浦ウッドコースで6ハロン82.8秒、終い1ハロン11.5秒を馬なりでマーク。16日には終い11.1秒の好時計を叩き出しており、鋭い伸び脚を維持している。栗田調教師は「動きは良く、引っかかるところがない。走りがぶれない」と操縦性の高さを評価しており、混戦が予想される重賞の舞台でも安定感のある走りが期待される。ここで大きな加点を果たせば、首位独走の態勢が整うだろう。
名牝の血脈が京都でベールを脱ぐ ノイエルング
25日の京都メイクデビュー(芝1800m)では、地底人氏の指名馬ノイエルングが初陣を迎える。母に名牝クロノジェネシスを持つ本馬は、名の由来である「革新」を象徴する走りに注目が集まる。21日の最終追い切りでは栗東CWコースで3頭併せを敢行し、6ハロン87秒0、終い11秒5を計時。菊花賞出走馬を相手にラスト1ハロンで最速の伸びを見せた。斉藤崇史調教師は「ポテンシャルは高い。芝に行けば動けそう」と期待を寄せており、素質の一端を証明する準備は整った。現在2位の地底人氏にとっては、逆転首位への足掛かりとなる極めて重要な一戦となる。
リステッドでの巻き返しと未勝利脱出への誓い
ビアンコネロ氏の指名馬デミアンは、25日の京都リステッド萩ステークスに参戦。前走のサウジアラビアロイヤルカップでは9着と敗れたが、陣営はスタートさえ決まれば一変の可能性があるとみている。砂適性も示唆される中で芝の舞台を選択した今回、真価が問われる。一方、25日の東京芝2000mの未勝利戦に臨むのは、ミルコの涙氏のシアルナーレだ。21日の追い切りでは美浦Dコースでラスト12.4秒を記録し、仕上がりは万全。馬主クラブ「ブルーミング」の初勝利も懸かる一戦であり、関係者からは「あとは勝つだけ」と確信に近い声が漏れる。両オーナーともに上位進出へ向けて落とせない一戦となるだろう。
今週末は重賞とリステッド競走が含まれており、獲得可能ポイントが非常に高い。現在、首位の海援隊氏と2位の地底人氏の差は約440ポイント。重賞の結果次第で入れ替わりが起きるだけでなく、下位陣にとってもジャンプアップの好機だ。チーム13raceの覇権争いは、この週末に新たな局面を迎える。