勝利を射止める「勝利者」と「極限」のリーチ 期待馬3頭が週末の劇を彩る
2026-2027シーズンのPOG戦線は、秋の深まりとともに熱を帯びてきた。「チームズッカとズッ友」では今週末、3頭の精鋭が出陣を予定している。首位を独走するyuri氏を追う上位陣の猛追か、あるいは下位からの反撃か。新馬戦を含む重要な局面が、現在の順位表にどのような影響を与えるのか注目が集まる。
素質開花なるか 期待の「勝利者」アンドロニクスが始動
土曜京都のメイクデビュー(芝2000m)で初陣を迎えるのは、けんま氏が所有するアンドロニクスだ。ギリシャ語で「勝利者」を意味する名を持つ同馬は、調教段階からその名に恥じぬ動きを披露している。10月21日には栗東CWにて6ハロン83秒3、ラスト11秒4という好時計を馬なりで計時。古馬2勝クラスを相手に堂々と併入してみせた。松永晴太調教助手は「血統馬らしく、いい背中をしている。素質を感じる」と手応えを語っており、陣営の期待は大きい。想定オッズでも1番人気に支持される実力馬が、オーナーを首位奪取へと導くか。
圧倒的支持を受けるアトミックリーチ 待望の初勝利へ
土曜東京の未勝利(芝2000m)には、づっか氏の指名馬アトミックリーチが出走する。前走こそ4着に敗れたものの、JRAの出走表による単勝オッズは1.9倍と、ファンからは抜けた1番人気に推されている。麻雀の「極限状態のリーチ」を由来に持つ同馬にとって、ここは勝利を確定させる勝負どころだ。メンバー内4位に甘んじているづっか氏にとっても、上位陣に食らいつくための最重要課題といえる。東京の広大な芝コースで、今度こそ突き抜けるシーンが期待される。
杉山晴紀厩舎の送り出す先駆者 ウインヴァンガード
日曜京都のメイクデビュー(芝1600m)では、まうと氏のウインヴァンガードがデビューの時を迎える。鞍上に西村淳也騎手を配し、数々の名馬を送り出してきた杉山晴紀厩舎が送り出す期待の一頭だ。「先駆者」の名を冠した同馬が、マイルの舞台でどのような立ち回りを見せるかに関心が集まる。現在ポイント順位で5位に位置するまうと氏としては、ここでの高ポイント獲得が反撃の狼煙となるだろう。
現在のポイント状況は、3876ポイントでトップを走るyuri氏を、3560ポイントのけんま氏が僅差で追う展開。今週末、特に獲得ポイントの大きい新馬戦を制すれば、順位の入れ替わりは十分にあり得る。また、中下位に沈む各氏にとっても、期待馬たちの勝ち上がりが冬の重賞戦線への切符となる。週末の結果が、チームの勢力図を大きく塗り替えることになりそうだ。