首位なつめ氏が重賞・未勝利に精鋭2頭を投入 月の如き切れ味で独走態勢へ
チーム「青いのつながり」のPOG戦線は、現在トップを快走するなつめ氏がさらなる攻勢をかける週末となる。今週は重賞G3 ファンタジーへの参戦と、名手を配した未勝利戦の2頭出しを敢行。獲得可能ポイントの高い重賞制覇となれば、後続のかぺたん氏、シズク氏らとの差を決定づける可能性も高い。秋の深まりとともに、首位独走か、それとも逆転の火蓋が切られるのか、注目の一戦が幕を開ける。
3戦のキャリアが武器 重賞奪取を狙うニクスルーナ
土曜京都のメインレース、G3 ファンタジーに出走するのはニクスルーナだ。馬名に刻まれた「月」のように、混戦の重賞戦線を照らし出す準備は整っている。中間の調整について平助手は、今週の追い切りを馬なりのまま予定通りの時計で終えたと語り、順調な仕上がりを強調した。課題とされるテンション面を考慮した慎重な調整が続けられているが、実戦で見せるしまいの切れ味には関係者も大きな自信を覗かせている。既に3戦のキャリアを積んでいる点は、若駒同士の重賞において大きなアドバンテージとなるだろう。高い能力を証明し、重賞の舞台で一気に飛躍を遂げたいところだ。
名手デムーロを背に初勝利を誓うミエルモーサ
日曜東京1Rの未勝利戦には、ミエルモーサがスタンバイしている。鞍上にはC.デムーロ騎手を配し、陣営の勝負気配が漂う。松下武士調教師は以前から「前向きさがあってスピードもある」と本馬の素質を高く評価しており、直近の調教での動きについても良好との評判が立っている。課題は馬体重の維持に集約されるが、ここをクリアできれば、馬名の由来通り「美しい」走りで初勝利を掴み取る公算は高い。東京の長い直線を自慢のスピードで押し切り、なつめ氏に貴重な追加ポイントをもたらすことができるか、期待が集まる。
現在、計6298ポイントを積み上げて首位をひた走るなつめ氏。今週末の結果次第では、2位のかぺたん氏(4669ポイント)や3位のシズク氏(4476ポイント)を引き離し、独走態勢を盤石なものにするだろう。一方、後を追うオーナー陣にとっては、これ以上の離脱は避けたい局面である。重賞という大きな配当が懸かったこの週末、チーム「青いのつながり」の勢力図がどのように塗り替えられるのか、目が離せない週末となる。