秋の東京・京都で精鋭激突 重賞・リステッド・新馬戦に注目馬集結
チームPOG横須賀2023は、今週末に重賞挑戦から期待の新馬デビューまで、勝負の時を迎える。特に京都の萩ステークスには3頭が顔を揃え、東京ではG3 アルテミスステークスに注目株が出走。下位からの浮上を狙うオーナーと、首位を固めたいオーナーの思惑が交錯する重要な2日間となる。
伝統のリステッド競走「萩ステークス」で3氏が激突
京都のLR 萩ステークスには、3頭の精鋭が送り込まれる。山本氏のヴァンクライは、1週前追い切りで武豊騎手を背に栗東CWで6ハロン81.0秒、ラスト11.5秒をマーク。年長馬に2馬身先着する圧巻の内容に、榎本助手は「心身の成長」を強調する。宮内氏のブレイクガールは、C.ルメール騎手とのコンビを継続。CWで綺麗な加速ラップを踏んでおり、陣営は今回のメンバー構成を比較的手薄と見て連勝を狙う。現在首位を走る黒米氏のデミアンは前走の大敗からの巻き返しを期す。陣営は芝のリステッドを選択し、スタートが決まれば一変の可能性を秘めている。
東京重賞に挑むプルヴィナルと注目の新馬勢
岡田氏のプルヴィナルは「神々の座所」の名を背負い、G3 アルテミスステークスへ出陣。10月21日の最終追い切りでは美浦ウッドで82.8秒を馬なりでマークし、栗田調教師も安定した操縦性を高く評価している。東京5Rのメイクデビューには宮内氏のノヴァルクスが登場。父エフフォーリアに似た素直な気性を持ち、鹿戸雄一調教師は「筋肉にメリハリが出ていい雰囲気」と太鼓判を押す。さらに日曜東京の未勝利戦には、山本氏のヴェルバーニアが出走。追い切りでは菊花賞出走馬を相手に手応え良く併入しており、成長した姿で初勝利を狙う。
京都の新馬戦に「黄金の約束」と名牝の血が躍動
京都のメイクデビュー(芝1800m)には期待の2頭が並び立つ。大井氏のゴールデンプロミスは、古川奈穂騎手を背に3頭併せで先着。矢作芳人調教師は「順調であることは間違いない」と語り、将来性も見据えた調整が施されている。菅原氏のノイエルングは名牝クロノジェネシスの2番仔として注目を集める。斉藤崇史調教師は「ポテンシャルが高そう」と素質を認めており、追い切りでもラスト1ハロンで最速の伸びを見せるなど、その脚力は実戦で大きな武器となりそうだ。
現在、首位を走るのは1万ポイントを超える黒米氏。今週末の結果次第では、宮内氏や菅原氏ら上位陣による首位争いが激化し、下位の岡田氏や山本氏も重賞やリステッドでの賞金加算により一気に差を詰める好機となる。各馬の仕上がりは極めて順調であり、チーム内順位に大きな変動が起きる可能性を秘めた週末の開催から目が離せない。