首位攻防の行方を占う日曜東京 有松・おやじ両氏の指名馬が初勝利へ照準
チームchankosのPOG戦線は、今週末、首位争いを繰り広げる二人のオーナーが注目の指名馬を送り出す。現在、首位の有松氏と2位のおやじ氏の差はわずか20ポイント。11月1日の東京競馬場で、この僅差が逆転するか、あるいは引き離されるか。未勝利脱出を懸けた両陣営の熱き戦いが火蓋を切る。
距離適性見込むハートノートが不動の軸
首位固めを狙う有松氏の指名馬ハートノートは、日曜東京の2歳未勝利(芝1800m)に出走する。ここまで同距離の未勝利戦で2戦連続2着と、勝利まであと一歩の安定感を見せている。管理する高野友和調教師は、桜花賞馬である半姉スターアニスとは異なる中距離適性を本馬に見出しており、厩舎内でも「勝ち上がりに最も近い一頭」と極めて高い評価を与えている。香水の主役となる香りを意味する名の通り、ここはメンバーの中心として主役の座を譲らない構えだ。
スピード自慢のミエルモーサが名手を背に反撃
首位奪還を期すおやじ氏は、東京1Rの2歳未勝利(芝1400m・牝)にミエルモーサを送り込む。鞍上には短期免許で来日中の名手C.デムーロ騎手を配し、勝負気配は濃厚だ。松下武士調教師は「前向きさがあってスピードもある」と素質を評価しており、調教の動きも良好と伝えられている。課題は馬体重の維持に集約されるが、そこさえクリアできれば、持ち前のスピードを武器に未勝利戦を突き抜けるシーンが期待される。
現在の順位表では有松氏が4270ポイントでトップに立ち、おやじ氏が4250ポイントで追う展開となっている。3位のちゃあり氏、4位のチャマ氏も逆転の機会を伺う中、今週末の未勝利戦の結果は今後のチームchankosの勢力図に大きな影響を与えるだろう。勝利の女神がどちらのオーナーに微笑むのか、日曜の東京競馬から目が離せない。