「歌うように」淀を舞う、ダノンカンタービレが鮮烈な新馬勝ち
10月24日、25日の両日にわたり、チーム田中の指名馬8頭が出走した。京都競馬場の新馬戦では有力馬が相まみえ、激しい攻防が繰り広げられた。また、東京では重賞競走への挑戦もあり、各オーナーの期待が重なる週末となった。特に上位を窺うメンバーにとっては、賞金加算による順位変動が注目の焦点となった。
京都の新馬戦でダノンカンタービレが快勝、ノイエルングらも好走
まあくん氏の指名馬で、馬名の由来に「歌うように」を持つダノンカンタービレが、25日の京都メイクデビュー(芝1800m)で1番人気に応える快勝を収めた。岩田望来騎手は、スローペースの中で自ら位置を押し上げ、最後まで余力を持って走り切った内容を高く評価している。馬体には依然として成長の余地があるものの、福永祐一調教師もその勝負根性を認めており、今後のクラシック路線に向けた重要な一勝となった。
同レースで2着に食い込んだのは、ないん氏のノイエルングである。騎乗したC.ルメール騎手は、スローペースでも冷静に運べた点と、直線での鋭い末脚を絶賛。距離延長への適性についても太鼓判を押した。また、リョウさん氏のゴールデンプロミスも3着に入り、掲示板をチームの指名馬が賑わせる結果となった。
重賞挑戦のリスグロワールは苦杯、未勝利戦ではヴェルバーニアが前進
24日の東京競馬場で行われたアルテミスSに挑んだエメラルドアイル氏のリスグロワールは、8着という結果に終わった。坂井瑠星騎手によれば、道中は2番手で手応え良く運べたものの、直線の勝負どころで反応を欠いたという。渋った馬場が軽量の本馬に影響した可能性も指摘されており、次戦での巻き返しを期す。
未勝利戦では、すーさん氏のヴェルバーニアが3着と善戦。横山武史騎手は東京の芝2000mという条件が合っていると分析しており、手塚貴久調教師も放牧を経て馬体が成長していることを認めた。一方、ないん氏のマテンロウアルカナは緊急参戦の形となったが、スローペースのコントロールに課題を残し4着。リステッド競走の萩ステークスに出走したまあくん氏のヴァンクライは、道中でコントロールを欠き1番人気を裏切る5着に敗れた。武豊騎手は折り合いを敗因に挙げており、精神面の成長が待たれる。また、こっすん氏のオーラムミーティアはダートの未勝利戦で8着に敗退している。
メンバー間の順位変動では、首位のないん氏がポイントを積み上げ、1位を堅持した。大きく躍進したのはまあくん氏で、新馬勝ちを含むポイント加算により8位から5位へ浮上。これを受け、こっすん氏が5位から6位、たーさん氏が6位から7位、いっしー氏が7位から8位へとそれぞれ後退した。2位のしもなる氏、3位のよこてっち氏をはじめ、他のメンバーは前週の順位をキープしている。
今週のレースでは、新馬戦での勝ち上がりや重賞での課題など、各馬の現在地が明確になった。特に「革新」を意味する名を持つノイエルングや、勝ち上がったダノンカンタービレの次走方針が、今後のチーム内の順位争いに大きな影響を与えるだろう。課題を克服し、次なるステージへ進む馬たちの動向から目が離せない。