精鋭集結のアイビーS、ノドゥスが4着と粘走し存在感を示す
チーム「僕とその恋人たち!」は先週末、リステッド競走のアイビーSに指名馬3頭を送り込み、2歳オープンクラスの厚い壁に挑んだ。なかでもラテン語で「絆」を意味する名を持つノドゥスが、強豪相手に自ら動く積極的な競馬で4着に入線。上位進出をうかがう粘り強い走りを見せ、今後のクラシック戦線に向けて確かな収穫を得る一戦となった。
重賞級の好カード、アイビーSで3頭が激突
レイアコスモス氏所有のノドゥスは、8番人気という低評価を覆す力走を披露した。鞍上の三浦皇成騎手は「長く脚を使えるタイプなので、自分から動けるように運んだ。最後までしっかりと走っている」と、その機動力を高く評価。道中で自ら動いて見せ場を作る厳しい展開ながら、1着馬と0.2秒差の4着に踏みとどまった持続力は、オープンクラスでも十分に通用する能力を証明している。
ダイキブリザード氏が指名する2頭、ホウオウモノポリーとラガリーガも素質の片鱗を見せた。5着に入ったホウオウモノポリーについて、戸崎圭太騎手は「新馬の時よりも、返し馬では体を使えていた」と成長を実感。管理する友道康夫厩舎の大江助手も、放牧を経て心身ともに大人になった点を強調しており、実戦でさらに体を使い切れるようになれば、「独占」という名にふさわしい活躍が期待される。
一方、前走でレコードを記録し注目を集めたラガリーガは7着に敗れた。母名の地名に由来する快速馬だが、今回は東京の馬場や展開への対応が鍵となった。手塚貴久調教師は「広い東京の千八の方が力を出せる」と期待して送り込んだが、レース後には道中での溜めや精神面の成長が課題として挙げられている。母系譲りのスピード能力は高く、次走に向けた調整過程が今後の飛躍を左右することになりそうだ。
モリス3氏の指名馬ジェットシェヴロンは、17日の東京競馬場第5レースメイクデビューに名を連ねた。V字型のデザインを意味するその名の通り、鋭い加速が期待されたが、今回の結果は着外(記録上は着順なし)となっている。現時点での詳細な調査結果は待たれるところだが、まずは無事に次戦へ向かえるか、今後の動向を注視したい。
ダイキブリザード氏が首位堅持、追い上げるレイアコスモス氏
先週末のポイント獲得により、順位に変動はなかった。ダイキブリザード氏が180ポイントを加算し、合計9465ポイントで首位を堅持。2位の仙人掌氏、3位のモリス3氏がそれを追う展開となっている。また、4位のレイアコスモス氏はノドゥスの4着入賞で270ポイントを獲得し、上位陣との差を詰めている。
秋の東京・京都開催が進むにつれ、リステッド競走や重賞へ挑戦する指名馬が増えてきた。各オーナーともに、次走への課題を克服した愛馬たちがさらなる高みへ到達することを期待しており、順位争いは今後ますます激化の様相を呈している。