キヨミズ氏の指名馬が東京で躍動、圧勝のエクアトーレら3頭が勝ち名乗り
チーム「妄想POG」の2026-2027シーズンは、先週末の東京競馬場で大きな動きを見せた。上位陣が静観する中、中下位に位置するオーナー陣の指名馬が相次いで勝利を挙げ、ポイントを大きく上積みしている。特に3頭の勝ち星を挙げたキヨミズ氏、そして待望の未勝利脱出を果たしたやまわき氏の活躍が目立った週末となった。
クラシック級の逸材、エクアトーレが圧巻のデビュー勝ち
31日の東京メイクデビュー(芝1800m)では、キヨミズ氏が指名する「赤道」の名を持つエクアトーレが、単勝1.4倍の圧倒的人気に違わぬ快勝を収めた。鞍上のC.ルメール騎手は、馬体の緩さを認めつつも「ジワジワと加速して良い脚を使えた」と、そのセンスとスタミナを高く評価している。管理する田中博康調教師も、クラシック戦線を歩むだけの距離適性の幅があると言及しており、今後は心身のバランスを整えつつ、次走へ向けた調整が進められる方針だ。
アトミックリーチとホウオウシュウが危なげなく未勝利を脱出
同じく31日の東京では、やまわき氏のアトミックリーチが未勝利(芝2000m)で待望の初勝利を挙げた。レース中も冷静に走り、直線で力強く加速した内容は、2000メートル以上の距離でさらに真価を発揮することを示唆している。また、キヨミズ氏の指名馬ホウオウシュウも、ダート1600mの未勝利戦を勝利した。道中でハミを取ってからは自信の追い出しに応え、最後まで伸び脚を披露。調教師はマイルの距離を「忙しかった」と分析しており、本来の適性である長距離への延長でさらなる上積みが期待される。
新馬戦で光る末脚、アドマイヤキングスとブラスオルケスターが2着好走
1日の東京メイクデビュー(芝1600m)では、やん氏のアドマイヤキングスと、やまわき氏のブラスオルケスターが2着に入線した。アドマイヤキングスは先頭に立った瞬間に物見をするなどの幼さを見せたが、質の高い末脚は次戦以降の大きな武器となるだろう。ブラスオルケスターは好位で流れに乗る競馬を披露。騎手からは体全体の連動性に甘さがあるとの指摘があったが、一度実戦を経験したことによる良化の余地は大きく、次走は気性面の落ち着きが焦点となる。
今週のポイント獲得により、キヨミズ氏は1370pt、やまわき氏は845ptをそれぞれ加算した。順位については、首位のたけい氏から最下位のやまわき氏まで全メンバーが先週の順位を堅持した形だが、中位から下位にかけてのポイント差は確実に縮まっており、戦いは混迷の度を深めている。
次週以降、今回勝ち上がった馬たちがどの路線に進むのか、また惜敗した馬たちが次走でいかに課題を修正してくるかに注目が集まる。クラシックに向けた勢力図が徐々に鮮明になりつつある中、各オーナーの戦略が試される局面が続くであろう。