ガヤーズアモーレが東京で初陣飾る 滝沢オーナー首位堅持
チーム「roots研究会」の指名馬5頭が先週の東京開催に出走した。10月17日の未勝利戦では、滝沢オーナーの指名馬が鋭い伸び脚を披露して快勝。一方、リステッド競争に挑んだ有力馬や期待の新馬戦では課題が残る結果となり、秋の府中を舞台に明暗が分かれる週末となった。
期待に応えたガヤーズアモーレ、砂で新境地のコナパームス
10月17日の東京競馬第4レース、芝2000mの未勝利戦に出走したガヤーズアモーレが1着となり、滝沢オーナーに590ポイントをもたらした。手綱を取った武豊騎手は「非常に乗りやすく二千の距離でゆったり走れたのが好材料」と振り返り、直線での鋭い伸び脚を高く評価した。管理する田中勝春調教師も、レースを覚える早さと追い出してからの回転の速さを称賛し、今後の距離延長にも対応可能な素質の高さを示唆している。
翌18日の東京第2レース、ダート1400mの未勝利戦に臨んだ鈴木オーナーのコナパームスは2着と好走した。初めてのダート戦ながら、砂を被る場面でも怯むことなく対応し、センスの良い走りを披露。追ってからの反応にも収穫があり、ダート路線への高い適性を示す内容で240ポイントを加算した。
重賞級の期待背負うラガリーガは7着、各馬の課題浮き彫りに
10月17日の東京第9レース、リステッド競争のアイビーSに出走した泉オーナーのラガリーガは7着に終わった。前走で2歳コースレコードを記録していた同馬に対し、手塚貴久調教師は広い東京コースでの前進を期待していたが、道中の溜めや精神面の成長に課題を残す結果となった。スピード能力は疑いようがないだけに、次走に向けた精神面の調整が注目される。
18日の東京第7レース、1勝クラスに挑んだ泉オーナーのタクティシアンは6着。騎乗した川田将雅騎手は、ゲートの反応の鈍さや走行時のバランスの悪さを指摘し、歩様に違和感があったため直線では無理をさせなかったと明かした。心身両面での立て直しが急務となる。また、17日の東京第5レース、メイクデビューで初陣を迎えた鈴木オーナーのジェットシェヴロンは、着順0の結果となった。
滝沢オーナーが首位を堅持、下位打線は順位キープ
今回の結果を受け、590ポイントを加算した滝沢オーナーが合計6330ポイントで首位を堅持した。2位の神田オーナー、3位の泉オーナー、4位の相原オーナー、5位の中村オーナー、6位の木川オーナーもそれぞれ先週の順位をキープしている。240ポイントを獲得した鈴木オーナーは合計590ポイントとしたが、7位に留まっている。
勝利を挙げたガヤーズアモーレの勝ちっぷりは、今後の昇級戦でも期待を抱かせるものであった。各馬が露呈した課題をいかに修正し、次走で巻き返しを図るのか。チーム内でのポイント争いは、首位を走る滝沢オーナーを追う形で中盤戦へと向かう。