首位「海援隊」独走に待ったをかけるか、新馬&特別戦に精鋭8頭が集結
チーム13raceのPOG戦線は、今週末も熱い。首位を快走する海援隊オーナーが新馬戦に期待馬を送り込めば、追う2位の地底人オーナー、3位のミルコの涙オーナーも実力馬で対抗する。さらに最下位からの反撃を期すなるオーナーが3頭出しの大攻勢をかけるなど、順位変動の鍵を握る重要な2日間となる。
重賞級の輝きを放つ素質馬、府中の特別戦と新馬戦に登場
ミルコの涙オーナーが送り出すエスクアドラは、日曜東京の百日草特別に出走する。すでに1勝を挙げている同馬について、鹿戸雄一調教師は「広い東京コースは合う」と舞台適性を高く評価。直近の調査でも「連勝を狙える状態」と報じられており、デビュー前に格上馬を圧倒したその素質は現級でも上位だ。獲得ポイントが高い特別戦での勝利は、上位進出への大きな一歩となるだろう。
日曜東京の新馬戦には、なるオーナーの指名馬エウゲニオスがデビューを迎える。鹿戸雄一調教師は、4日にマークした自己最速タイムを「ゴール後も1コーナーまで流していい動き」と称賛。父エフフォーリアを彷彿とさせる500キロ前後の好馬体は、2000mという長めの距離で真価を発揮しそうだ。高貴な名を持つこの馬が、チーム内に新たな旋風を巻き起こすか期待がかかる。
京都・福島の地で勝ち名乗りを狙う注目馬たち
首位固めを狙う海援隊オーナーのダノンデスティニーは、日曜京都の新馬戦で初陣を飾る。中内田充正調教師は「クリスチャン・デムーロ騎手との相性も良く、追ってからの沈み込むフットワークが良い」と素質を絶賛。また、土曜東京の未勝利戦には同オーナーのエターナルバラードも出走。ウッドコースで4ハロン50.0秒という破格の時計を記録しており、武幸四郎調教師が「動きは一級品」と評する仕上がりに注目だ。
ダート戦線では、2位地底人オーナーのスタニスラスが土曜京都でデビューする。米国血統らしい力強さを矢作芳人調教師も高く評価しており、坂路での加速力は群を抜く。同じく土曜京都には、なるオーナーのダノンチャンピオンが未勝利戦に登場。坂路での一番時計を記録したスピード能力を武器に、初勝利を狙う。さらに日曜福島のユタライトも「ここで勝ち切れる」との厩舎評があり、なるオーナーの逆襲を支える布陣となっている。
日曜東京の2000m未勝利戦に挑むのは、へぼちゃオーナーのシェーンリヒト。前走3着の後は坂路中心に乗り込まれ、手塚貴久調教師も自己ベスト更新を評価している。広いコースでの成長した姿が期待される一頭だ。
週末の見どころ
今週末は、各オーナーの戦略が色濃く出たラインナップとなった。ポイント首位の海援隊オーナーが独走態勢を築くのか、あるいはミルコの涙オーナーや地底人オーナーが特別戦や新馬戦でその差を詰めるのか。特になるオーナーの3頭出しは、下位脱出へ向けた最大の勝負どころとなるだろう。各馬の仕上がりは総じて良好であり、ハイレベルな戦いに注目したい。