府中・京都の初夏を彩る精鋭たち ダービーへの最終切符をかけた激戦
チーム雅の指名馬たちが、今週末も各地のターフを賑わせる。注目は日本ダービーへの優先出走権を争うリステッド競走プリンシパルステークスだ。上位陣が首位固めを図るか、あるいは追撃勢が猛追を見せるか。現在のポイント順位を揺るがす重要な二日間が幕を開ける。
ダービーへの最終切符をかけた争い
プリンシパルステークスに挑むエーデルゼーレ(サンジ2023氏)は、3月21日の未勝利戦勝利から放牧を経て、4月3日に帰厩した。調整は順調で、今回は佐々木大輔騎手との初コンビに注目が集まっている。同オーナーのレッドラージャは、友道康夫調教師がその潜在能力と将来性を高く評価しており、しがらきでの放牧を経て期待の東上となる。
未勝利脱出を狙う期待の新鋭
東京の未勝利戦に出走するユマハム(サンジ2023氏)は、4月23日のWコースで格上馬と併入するなど、目を見張る時計をマークした。田中博康調教師のSNSでも精神面の成長が伝えられており、アスクビクターモアの半弟として初勝利への期待がかかる。一方、京都の芝2400m戦に臨むダノンミッドナイト(二郎2023氏)は、中内田充正厩舎の管理馬で川田将雅騎手が手綱を取る。距離適性は高く評価されており、休み明けでも好勝負は必至だ。
同じく京都4Rのスクランプシャス(ムーン2023氏)は、馬具の使用も検討されており、行きっぷりの良化が課題となる。エフハリスト(二郎2023氏)は、前走の不良馬場での走りが評価されており、美浦での調整も順調だ。新潟のサマーナジュム(ムーン2023氏)は、現時点で詳細なコメントこそないが、5月3日の出走に向けて調整を進めている。
重賞・特別戦に挑む古馬と実力馬
土曜東京のメイン京王杯SCにはフリームファクシ(まさ2020氏)が登場する。重賞馬としての実力を発揮し、上位進出を狙う。日曜京都の東大路Sでは、二郎2021氏がトラペジストとルシフェルの二頭出しで大量加点を目論む。府中Sに出走するキングノジョー(サンジ2022氏)も、上位人気が予想される実力馬だ。
自己条件でさらなる飛躍を誓う面々
土曜はジェゼロ、サンダーロード(ともにムーン2022氏)が連勝を目指す。日曜はウィンターベル、サラコスティ(ともに二郎2022氏)、コンテネレッツア(サンジ2021氏)、ラヴスコール(二郎2021氏)、スターエンブレム(サンジ2022氏)、タンテドヴィーヴル(まさ2022氏)が出走し、各オーナーのポイントを支える戦いに挑む。
今週末はリステッド競走をはじめ、獲得可能ポイントが高いレースが目白押しだ。現在首位のまさ2022氏を追うべく、サンジ2023氏や二郎2023氏といった下位オーナーたちが好調な若駒を揃え、逆襲の狼煙を上げる。週末の結果が、チーム雅の勢力図を大きく塗り替える可能性を秘めている。