初夏の陣、精鋭11頭が激突!逆転を狙う下位陣の反撃開始
チーム早稲田馬倶楽部のPOG戦線がいよいよ熱を帯びてきた。今週末は土日合わせて11頭という異例の多さで指名馬がデビューを迎える。首位を走る堀氏を猛追する福田氏、そして中位からの浮上を狙う芳賀氏、森田氏が有力馬を送り込み、順位変動が必至の2日間となるだろう。
6月20日 土曜:良血コナパームス、北の地ではサリオス産駒が相まみえる
メイクデビュー東京で初陣を飾るのが森田氏の指名馬コナパームスだ。C.ルメール騎手を背に、森一誠調教師は「2歳にしては馬っぷりが良く、心肺機能が高い」と素材を絶賛している。半姉にコナコーストを持つ良血馬が、その高い評価を実戦で証明できるか注目が集まる。
メイクデビュー阪神には芳賀氏の期待馬サンタンジェロが登場する。西村淳也騎手が騎乗予定で、想定2番人気と下馬評は高い。須貝尚介厩舎の2頭出しの1頭として、強豪ひしめく中で確かな素質を見せつけたいところだ。
メイクデビュー函館では森田氏のイモージェンと福田氏のスノーウィスパーが対決する。イモージェンは池添学調教師から「スピードがありそうな印象」と評され、順調に調整が進んでいる。対するスノーウィスパーは、最終追い切りに騎乗した佐々木騎手が「前進気勢が出てきた」と良化を報告しており、洋芝適性が鍵となるだろう。
6月21日 日曜:東西で火花、ルメール騎乗のラガリーガら豪華布陣
メイクデビュー東京には、芳賀氏のラガリーガとタクティシアン、福田氏のレイデアルマスが出走する。ラガリーガは1億円のキズナ産駒で、C.ルメール騎手とのコンビで注目度は随一だ。父サリオスの面影を残すタクティシアンは、調教で35秒4の好時計をマークし俊敏な動きを披露している。レイデアルマスは杉山佳明調教師が「完成度が高い」と太鼓判を押す良血馬で、実戦向きの気性を武器に初戦突破を狙う。
関西圏では福田氏、森田氏、芳賀氏の多頭数デビューが続く。福田氏のブレイクガールは、武幸四郎調教師がピッチ走法からのスピードを評価している。同じく福田氏のヴィヴェローネは松山弘平騎手とのコンビで上位人気が予想される。一方、森田氏のミエルモーサは牡馬混合戦を敢えて選択しており、松下武士調教師の「スピードがあり仕上がりは早い」という言葉に勝負気配が漂う。半姉にサトノワルキューレを持つ芳賀氏のノドゥスも、調教の動きの良さから初戦注目の存在だ。
今週末は最大獲得可能ポイントが極めて高く、各オーナーにとって順位を大きく引き上げる絶好の機会となる。首位・堀氏が不在の隙に、合計11頭を送り込む追撃勢がどれだけ賞金を積み上げ、チーム早稲田馬倶楽部の勢力図を塗り替えるか、目の離せない戦いとなる。