上位陣激突のサフラン賞と有力馬の初陣 チームASAHIPOGの秋戦線が加速
チームASAHIPOGは、秋の中山・阪神開催が佳境を迎える今週末、計12頭の指名馬が出走を予定している。特に注目は、上位を争うメンバーの有力馬が直接対決するサフラン賞だ。現在のポイント状況を大きく左右する重要な2日間となるだろう。
頂上決戦のサフラン賞と芙蓉S
サフラン賞では、首位を走る池田オーナーのリサナウトが、新馬戦の高いパフォーマンスを維持して登場する。黒岩陽一調教師は、精神面の落ち着きと坂路での好時計を評価し、最終週の馬場にも対応可能と自信を覗かせる。追う2位の相澤氏は、前走からの成長が期待されるリリカルフレアを送り込み、引き続き戸崎圭太騎手とのコンビで逆転を狙う。さらに、11位からの浮上を期す谷井氏のセプタードアイルは、新馬戦で見せた上がり32秒9の爆発的な末脚を武器に、格上挑戦で一気に上位を伺う構えだ。
土曜中山のオープン戦、芙蓉Sに出走する堀井オーナーのJodrell Bankは、1週前追い切りで古馬を圧倒する動きを披露した。武井亮調教師が「モノが違う」と絶賛する素質馬であり、新たにコンビを組む戸崎圭太騎手を背に、オープンタイトル獲得へ視界は良好である。
期待の初陣と未勝利脱出を狙う精鋭たち
土曜中山でデビューを迎える石合氏のジャロロッソは、イタリアの都市レッチェのシンボルカラーに由来する名を持つ。重賞馬相手の併せ馬で遜色ない動きを見せており、実戦での気性面が鍵となる。日曜阪神で初陣を飾る堀井オーナーのエターナルバラードは、すっきりとした馬体と仕上がりの早さが目立ち、短距離適性を生かした走りに注目が集まる。
未勝利戦では、関口氏のブックオブケルズが単勝1.8倍の圧倒的人気を集めている。北村友一騎手を背に、2歳馬離れした余裕の動きで初勝利を狙う。同じく上位人気が予想される堀井オーナーのレッジェランツァは、坂井瑠星騎手とのコンビで、調教採点「7」の好状態で必勝を期す。相澤氏のガリアルダと二瓶氏のダイナマイクは、阪神芝2000mで激突。それぞれ前走の惜敗からの巻き返しを狙う。また、浅井氏のデュアルサインはブリンカー着用で集中力を高め、仲野氏のロードメガロポリスは叩き2戦目での前進を期している。
今週末は獲得可能ポイントが高い特別戦に上位陣の指名馬が集中しており、順位変動の可能性が極めて高い。現在首位の池田オーナーがリードを広げるか、あるいは相澤氏や石合氏がその座を奪うのか。各オーナーの戦略が試される週末の戦いから目が離せない。