北の重賞に首位しんでぃ~☆氏が送り込む刺客 阪神では超良血馬たちの共演
チームブルーターフの2026年シーズンは序盤の山場を迎える。今週末は重賞の札幌2歳Sに首位の馬が出走するほか、阪神ではG1級の血統背景を持つ期待馬たちがこぞって初陣を迎える。現在の順位表を大きく揺るがす可能性を秘めた、熱い二日間となりそうだ。
北の大地で重賞制覇狙うショウナンガレオン
札幌2歳Sに挑むのは、現在ポイント首位を走るしんでぃ~☆氏のショウナンガレオンである。9月2日の札幌芝コースでの最終追い切りでは5ハロン68.3秒、1ハロン12.2秒を一杯に追われてマークした。加藤士津八調教師は「気負い過ぎないか心配だが、今の感じなら大丈夫」と状態に太鼓判を押す。手綱を取る鮫島克駿騎手も「先週の時点でいい動き。当日の雰囲気がポイント」と語り、気性面の課題をクリアできれば重賞制覇の好機と言える。ここで賞金を加算すれば、オーナーの独走態勢が盤石なものとなるだろう。
阪神芝1800mに集う世代屈指の逸材たち
日曜の阪神メイクデビュー(芝1800m)には、3名のオーナーが威信をかけた期待馬を送り出す。KENT氏が指名したガヤーズアモーレは、セレクトセールにて2億円超で取引された超高額馬だ。田中勝春調教師のもと、調教では目立つ動きを連発しており、名手・武豊騎手を背に注目の初陣を迎える。同じレースには、馬王氏の指名馬リスグロワールも参戦。母に名牝リスグラシューを持つ良血で、矢作芳人オーナー側の岡助手は「歩様や性格が母に最も似ている」と高く評価する。母の主戦でもあったD.レーン騎手を迎える準備は万端だ。さらに、ぱふ☆ぱふ氏のハートノートも虎視眈々と勝利を狙う。高野友和調教師は「背中の良さが姉に似ている」と素質を強調し、騎乗する松山弘平騎手も「1800mの距離も合う」と好感触を示している。
中山・阪神で巻き返しを図る陣営
土曜中山のメイクデビュー(芝2000m)でデビューするキム・ラマ氏のインヴィディアは、9月2日の美浦ウッドで6ハロン82.5秒を馬なりで記録した。石橋脩騎手を背に仕上がりの良さが目立っており、初戦から期待がかかる。また、同氏は阪神の未勝利戦にブックオブケルズを送り出す。セレクトセール5000万円取引馬らしく「2歳馬とは思えない余裕」と評される馬体で、2番人気が想定される今回は負けられない一戦となる。日曜中山のダート新馬戦にはシロイワニ氏のハーモニープルーフが登場。鞍上にC.ルメール騎手を配し、森一誠調教師の管理下で初白星を目指す。阪神の未勝利戦に出走するきまぐれヨハン氏のニクスルーナは、夏場の休養を経て状態を上げており、帰厩後の調整も順調だ。
今週末は重賞出走もあり、獲得可能ポイントが非常に高い番組構成となっている。現在ポイント下位に沈むKENT氏や馬王氏、ぱふ☆ぱふ氏にとっては、強力な布陣で一気に上位との差を詰める絶好の機会だ。対して首位のしんでぃ~☆氏が重賞勝ちで突き放すのか、あるいは上位進出を狙うキム・ラマ氏、シロイワニ氏が堅実に加点するのか。チームブルーターフの勢力図が大きく塗り替えられる週末となることは間違いない。