岡本オーナー、重賞制覇で独走か 佐野オーナーは良血2騎で猛追図る
チームPOG会14-15は2026年8月最終週を迎え、序盤戦の大きな山場に差し掛かっている。今週は重賞制覇を狙う首位の岡本オーナー、そして期待の新馬2頭を送り出す佐野オーナーの動向に注目が集まる。獲得ポイントの高い重賞レースの結果次第では、現在の順位に大きな変動が生じる可能性も高く、各オーナーの期待は高まるばかりだ。
【中京】サンタンジェロ、重賞の舞台で真価を問う
ポイントランキングで首位を快走する岡本オーナーは、中京のメインレース中京2歳Sにサンタンジェロを送り出し、さらなる加点を目論む。管理する須貝尚介調教師は「初戦はセンスの良さを見せたが、その後さらに動きに敏捷性が出てきた」と、実戦を経験したことによる進化を高く評価している。8月26日の栗東坂路では53.9-12.7をマークし、初戦からの確かな上積みを感じさせた。心身ともに成長を遂げており、重賞の舞台でも十分に通用する器であることを証明したい。卓越したレースセンスを武器に、ここでも他馬を圧倒し独走態勢を築く構えだ。
【新潟・札幌】佐野オーナー、注目の良血馬2頭が初陣
佐野オーナー期待のチェスティーノは、新潟の芝1800メートル戦でデビューを迎える。想定3.0倍の1番人気に支持される同馬について、鹿戸雄一調教師は「気性が良く素直。いいものを持っている」とその素質を絶賛している。1週前の追い切りでは美浦ウッドで5ハロン68秒5、ラスト11秒6を計時しており、仕上がりの良さは疑いようがない。半姉にチェルヴィニア、半兄にノッキングポイントを持つ輝かしい血統背景もあり、期待感は高まる一方だ。軽い芝の実戦で真価を発揮し、まずは確実に初陣を飾りたい。
札幌では、名牝アエロリットの産駒としてPOG戦線でも屈指の注目を集めるイルリサットが初陣を飾る。8月26日の最終追い切りでは横山武史騎手を背に札幌の芝コースを駆け抜け、65.8-36.9-11.8の時計をマークした。騎手からは「まだ身体を使い切れていない」と慎重な声も上がっているが、その分だけ今後の伸びしろは大きいと言える。厩舎サイドは「重めだった馬体が絞れ、気持ちのスイッチも入ってきた」と、戦闘態勢が整ったことに自信を見せている。北の大地で素質を開花させ、下位からの巻き返しを狙う佐野オーナーに大きなポイントをもたらすことができるか注目だ。
今週末の結果は、チームPOG会14-15の今後の戦局を左右する重要なポイントとなるだろう。岡本オーナーが重賞勝ちでさらに他を突き放すのか、あるいは現在4位の佐野オーナーが2頭の有力新馬で反撃の狼煙を上げるのか。各オーナーの思惑が交錯する週末の競馬から目が離せない。