太陽の子が重賞初制覇へ挑む、チームSMAPOG秋の陣
今週末のチームSMAPOGは、重賞のサウジRCをはじめ、新馬戦や特別戦に計9頭が出走する重要な局面を迎える。現在首位を走る篠原氏と、それを追う登石A氏らの攻防が激化することは必至だ。各地で有力馬がスタンバイしており、指名馬たちの走りが順位表を大きく塗り替える可能性がある。
重賞・特別戦に挑む有力馬
サウジRCに出走するフィリオソラーレは、まさに「太陽の子」の名に相応しい輝きを放っている。太田助手は「走りの柔らかみは新馬時より少し変化したが、しっかり調教を積めている」と充実ぶりを語る。10月7日の追い切りでは重賞馬を相手に力強い伸び脚で併入し、新馬戦で記録した上がり33秒3の末脚再現に期待がかかる。亀山B氏にとって、1番人気想定のここは重賞制覇の絶好機だ。
プラタナス賞に挑むウィンターブリーズは、前走のレコード勝ち後も順調な気配を見せている。最終追い切りでは美浦ウッドで5ハロン68秒7、ラスト11秒3を記録し、重賞勝ち馬と互角以上の負荷をかけられた。田中博康調教師は将来的な海外遠征を視野に入れるほどダート適性を高く評価している。ルメール騎手もその能力を認めており、首位篠原氏の独走を決定づける勝利が期待される。
期待の新馬・未勝利勢
京都のメイクデビューで注目されるのは、内藤氏が指名するキューティボンドだ。福永調教師は「弾けそうな動きで脚力は非凡」と素質を絶賛し、姉譲りの瞬発力に期待を寄せる。斉藤B氏のジャスティンニースも、調教で関係者を唸らせる動きを見せており、実戦でスイッチが入れば一気の勝ち上がりが望める。
登石A氏は3頭の未勝利馬を送り出し、追撃の構えを見せる。ジャンゴッドは中5日の連闘策となるが、杉山晴紀調教師は兄譲りのスケールを高く評価している。オンユアマークスは武豊騎手が継続騎乗し、前走3着からの前進は必至だ。マルスレジーナはルメール騎手との新コンビを結成し、森一誠調教師も「変わり身は十分にある」と太鼓判を押す。
亀山B氏のバティックは西村淳也騎手への乗り替わりで一変を狙い、斉藤B氏のヴェルバーニアは重賞馬との併せ馬で上積み十分の気配を見せている。
今週末は重賞と特別戦という配点の高いレースが揃い、順位変動の大きな山場となる。特に首位の篠原氏と、有力馬を多数出走させる登石A氏や亀山B氏のポイント差がどこまで縮まるか。秋のG1戦線を前にした若駒たちの競演から目が離せない。