秋の重賞戦線に「究極の夢」と「結び目」が挑む、チーム軽率なPOGの勝負週末
チーム軽率なPOGは今週末、重賞2鞍を含む計11頭という大攻勢をかける。首位を走るのーねーむ氏を筆頭に、各オーナーが未勝利脱出から重賞制覇まで多岐にわたる目標を掲げ、秋の競馬シーズン本格化を告げる重要な一戦に臨む。
重賞制覇へ、ドリームコアとダイヤモンドノットが激突
黒井氏が所有する「究極の夢」の名を持つドリームコアは、中山の紫苑Sで転厩初戦を迎える。田中博康調教師は、追い切りで見せた動きや食欲の旺盛さを高く評価しており、左右のバランスの良さから右回りでの好パフォーマンスにも自信をのぞかせている。コンディションは整っており、重賞の舞台で真価が問われる。
首位のーねーむ氏の期待を背負うダイヤモンドノットは、阪神のセントウルSで初の1200m戦に挑む。9月2日の最終追い切りでは松岡助手が「予定通り」と語る好仕上がりを見せ、スプリント戦への対応に向けてパンプアップも進んでいる。気性の前向きさが短距離路線で吉と出るか、今後の試金石となる一戦だ。
阪神・札幌で未勝利脱出を狙う精鋭たち
いいも氏のナムラロダンは、阪神のダート1200m戦で初勝利を狙う。近2走は連続2着と惜敗が続いているが、入念に乗り込まれた調整過程と、姉に重賞馬を持つ血統背景から、想定1番人気の期待に応える走りが求められる。野生の男氏のホワイトフレイムスも、松山弘平騎手を背に阪神芝1600mで安定した走りを期している。
札幌ではスイカ係氏の3頭が注目される。ヘイジュードは期待を集めた良血馬として初勝利への執念を見せ、インテンスゲイズは前走後の硬さをケアしながら連闘で「ラストチャンス」に挑む。野生の男氏のセラサイトは、物理能力指数でメンバー中1位の評価を得ており、強みであるトルクの強さを活かしたダート戦での押し切りを狙う。
昇級初戦と連闘で挑む1勝クラスの戦い
阪神の1勝クラスには、スイカ係氏のフロムレイブンが芝1200mに、大草原氏のサンダーバードが芝2000mに出走する。フロムレイブンは前走2着の好調を維持しており、一方のサンダーバードは岩田望来騎手とのコンビで約1ヶ月半ぶりの実戦からクラス突破を目指す。また、野生の男氏のドメインもダート1800mで上位進出を狙う。
札幌のダート1700mでは、のーねーむ氏のホウオウファラオが中0週の連闘策に出る。前走大敗からの立て直しが急務となるが、横山武史騎手の継続騎乗で短期間での変身を期待したい。過密なスケジュールの中で、陣営がいかに馬の状態を維持できているかが勝負の分かれ目となるだろう。
今週末は重賞の獲得ポイントが大きく、上位ののーねーむ氏がさらにリードを広げるか、あるいは黒井氏や中位オーナー陣が重賞・未勝利戦での勝利で差を詰めるか、チームの順位表を大きく揺るがす二日間となるのは間違いない。