開幕ダッシュを狙う精鋭たちが激突、土日東京・阪神の新馬戦に注目馬が集結
2026-27シーズンのチームPOG会14-15は、今週末に有力馬4頭が相次いでデビューを迎える。首位を快走する岡本オーナーと、追撃態勢を整える大谷オーナーの有力馬が東西の主要レースに登場。両オーナーの指名馬が直接・間接に火花を散らす、序盤戦の趨勢を占う重要な二日間となる。
土曜は良血コナパームスと実力派サンタンジェロが発進
20日のメイクデビュー東京(芝1600m)で初陣を飾るのが、大谷オーナー指名のコナパームスだ。C.ルメール騎手を背に、万全の態勢で臨む。管理する森一誠調教師は「心肺機能が高く、長く良い脚を使うタイプ」とその素材を絶賛。半姉に桜花賞2着のコナコーストを持つ良血馬であり、調教段階から見せる馬っぷりの良さは、初戦突破を予感させるに十分だ。
同日のメイクデビュー阪神には、岡本オーナーが送り出すサンタンジェロが登場する。西村淳也騎手が騎乗予定で、想定単勝オッズ4.5倍の2番人気と前評判は極めて高い。須貝尚介厩舎が放つ2頭出しの1頭として注目されており、サンデーレーシング所属の期待馬だ。一部では1番人気への支持も予想されるなど、強豪が集う阪神の舞台でも有力候補の一角を占めている。
日曜は1億円の期待馬ラガリーガと父譲りの才タクティシアン
21日の東京新馬戦では、岡本オーナーのラガリーガがC.ルメール騎手と共に登場を予定している。募集価格1億円という破格のキズナ産駒で、手塚調教師のもと順調な調整が続けられてきた。力強い伸び脚は確かな素質の証であり、週末の雨予報に関連して、母系のキングマンボの血が渋った馬場にどう作用するか掲示板等でも関心が集まる。高額馬らしい品格のある走りで、指名者の期待に応えるか注目だ。
一方、同日にデビューを控える大谷オーナーのタクティシアンも引けを取らない仕上がりを見せている。6月11日の追い切りでは美浦ウッドで6ハロン82.1秒、ラスト11.3秒の快時計を叩き出した。森一誠調教師は「父サリオスに体形も気性もよく似ている。筋肉質で俊敏な動きを見せている」と高く評価。父譲りの優れた心肺機能を武器に、470キロ前後の引き締まった馬体で初戦からスピード全開の構えだ。
現在、岡本オーナーが1990ポイントで独走の構えを見せ、大谷オーナーが780ポイントで2位グループにつけている。今週末に控える4頭は、いずれも獲得ポイントの高い新馬戦であり、結果次第では順位の大幅な変動も想定される。首位固めを狙う岡本オーナーか、一気に差を詰めたい大谷オーナーか。新馬戦ならではの熱い攻防から目が離せない週末となりそうだ。