エフフォーリアの系譜チェスティーノが快勝、中京2歳Sはシスキンブルームが根性の2着
チーム「うマニア」の指名馬たちが、夏の終わりのターフで熱戦を繰り広げた。先週は重賞での賞金加算や期待の良血馬による新馬勝ちなど、秋のクラシック戦線を占う上で重要な結果が相次いだ。各馬のレース内容と陣営のコメントから、今後の展望を探る。
重賞の壁を越える勝負根性、シスキンブルームが銀メダル
中京2歳Sに出走したシスキンブルームは、勝ち馬に13/4馬身差の2着と好走した。鞍上の団野大成騎手は「勝ち馬とは枠の差だったと思う」と振り返りつつ、直線で狭い内を突いて粘り切った勝負根性を高く評価した。管理する斉藤崇史調教師も、賞金加算に成功したことを収穫に挙げ、秋以降のさらなる飛躍に手応えを語っている。左回りへの対応力や操作性の向上も見られ、シスキン産駒らしいタフさが光る一戦であった。
同じく中京2歳Sに挑んだサンタンジェロは、5着での入線となった。鞍上の西村淳也騎手は、落ち着いたテンションと素質の高さを認めつつも、上位進出への課題を指摘している。管理する須貝尚介調教師は、ジェンティルドンナの孫らしいフットワークの質を高く評価し、調整の成果を収穫とした。掲示板確保に留まったものの、精神面の成長は陣営も確信しており、次走以降のさらなる変化が待たれる。
期待のチェスティーノが圧巻の初陣、東スポ杯も視野に
新潟のメイクデビューでは、単勝1.7倍の圧倒的1番人気に支持されたチェスティーノが期待に応えて快勝した。手綱を取ったルメール騎手は、好スタートから理想的なポジションで運べた内容を評価し、スタミナ面にも太鼓判を押している。管理する鹿戸調教師は、父エフフォーリア譲りの素直さと操作性の高さを絶賛した。本馬は次走、東京スポーツ杯2歳ステークスなどの重賞進出を視野に入れて調整される見込みだ。
札幌のメイクデビューに臨んだイルリサットは、勝ち馬から11/2馬身差の2着に食い込んだ。鞍上の横山武史騎手は、走りのバランスに不安を感じつつも、スローペースで脚を溜められたことが好走に繋がったと分析した。一方で、精神面のテンションの高さや速い流れへの対応力については懸念を示している。初戦としては及第点の内容だが、次走は精神状態の安定とペースへの対応が最大の鍵となるだろう。
メンバー間の動向では、首位の十時の男氏が順位を堅持し、独走態勢を築きつつある。2位には新馬勝ちを収めたうマニア編集長氏が4位から浮上し、追い上げを見せている。一方で、前週2位のPOL氏は3位へ、3位のかんた氏は4位へ、5位のバファローズ氏は6位へとそれぞれ後退した。6位から5位へ順位を上げた猛虎復活!氏を含め、中位圏の争いも激化している。その他のdandadan氏、みよりん氏、チャル氏、マスクド★うマニア氏、ジュノ氏は順位をキープした。
秋の重賞戦線を前に、各オーナーの指名馬たちが着実に賞金を積み上げている。特に次走で重賞を視野に入れる馬の動向は、チーム「うマニア」の勢力図を大きく塗り替える可能性を秘めている。次週も新馬戦を含め、各馬の走りに注目が集まる。